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  • フライパンの選び方で知っておきたいコーティングと素材の違いって?フライパンのコーティングと素材をわかりやすく解説!

    フライパンの選び方で知っておきたいコーティングと素材の違いって?フライパンのコーティングと素材をわかりやすく解説!

    みなさんはフライパンを選ぶとき、何に着目して選んでいますか?
    価格、手入れのしやすさ、重さ、長持ちするかどうか、などなど……。選び方の基準は様々だと思います。中でも、フライパンの素材やコーティングを重視した選び方をされる方は少なくないかと……。

    店頭に立っていると、しばしばお客様にフライパンの素材やコーティングについて質問をされます。フライパンの素材やコーティングの種類はたくさんあるので、購入するにあたってそれぞれのメリット・デメリットが気になりますよね。

    そこで今回は、「フライパンの選び方で知っておきたいコーティングと素材の違いって?フライパンのコーティングと素材をわかりやすく解説!」について書いていこうと思います!

    フライパンの選び方の参考になれば幸いです!

    ●フライパンの素材にはどんなものがある?

     

    フライパンの選び方で知っておきたい違い

    フライパンの素材として挙げられる主な金属は5種類あります。

    ◇鉄 ◇銅 ◇アルミ ◇ステンレス ◇チタン

    ちなみに、フライパンの素材と聞いて、「テフロン」や「セラミック」というワードを思い浮かべた方もいるかもしれませんが、これらはフライパンの素材というよりは、フライパンのコーティングに使われる素材なので、ちょっと違うんです。
    コーティングについては次の項目で紹介します。

    この5種類の金属には、それぞれ長所と短所があるので知っておくと失敗しないフライパンの選び方ができるかと!

    では、それぞれの特徴を見ていきましょう~。

    ◇鉄

    鉄はフライパンの素材の中でも特に、高温加熱調理に向いている素材です。
    熱伝導が良く、強い火力への耐性もあるので、中華料理や炒め物などに使用されます。
    鉄製フライパンは購入してから使い始める前に、「空焼き」と「油慣らし」という行程を踏む必要があります。また、錆を防ぐために毎回使用後の手入れが必要な素材です。

    ◇銅

    銅は熱伝導が非常に良く、素早く均等に熱が伝わるため、ムラなく食材を加熱することができる素材です。フライパンの温度調節がしやすいため、卵料理など温度が重要な調理に向いています。鉄よりも錆に強い素材ですが、変形しやすいため、落とす・ぶつけるなどによる衝撃を与えると凹んだり曲がったりしてしまいます。

    ◇アルミ

    アルミは熱伝導の良さと、軽さが特長な素材です。ソースやパスタ、リゾットなどの水気の多いものを調理するのに向いています。手入れも他の素材より簡単です。ただ、強火には弱く、油なじみもあまりよくないので、食材がくっつきやすいというデメリットがあります。

    ◇ステンレス

    ステンレスは丈夫で錆に強く、汚れが落としやすい素材です。熱伝導は他の素材に比べるとあまりよくないのでフライパンが温まるまでに少し時間がかかりますが、冷めにくい性質をもっているため、余熱調理に向いています。

    ◇チタン

    チタンは丈夫で軽い素材です。また、酸による腐食にも強いのでキレイな状態が長持ちします。他の素材と比べて手入れも簡単で、水が付いたまま放置しても錆の心配がほとんど要りません。ただ、チタンは熱の伝わりにくい素材なので、フライパンが温まるまで時間がかかります。そのため、火力が重要な炒め物などの料理には向きません。

    以上がフライパンに使われる素材と、その特徴でした!
    次にコーティングの種類と特徴を紹介します!

    [word_balloon id=”9″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]調理するものによってフライパンの選び方も変わっていますね。[/word_balloon]

    ●そもそもコーティングフライパンとはなんなのか??


    さて、フライパンの素材について簡単に説明させていただきましたが、そもそもコーティングフライパンとはどんなフライパンのことを言うのでしょうか??

    コーティングフライパンとは、フライパンに表面加工を施したものを言います。
    お手入れもしやすく、使いやすいので巷で売られているフライパンはほぼほぼコーティングフライパンかもしれませんね。

    ただよく問題視されているのが、コーティングフライパンの【安全性】

    一部ではコーティングフライパンから有害ガスが出るため、使わない方が良いという話を聞いたことはないでしょうか。
    当店もお客様からそのようなお問い合わせを何度かいただきました。実際に鳥を飼っている方はコーティングフライパンをあまり選ばないのだとか。
    しかし、本当にコーティングフライパンは危険なものなのでしょうか??

    調べてみると、厚生労働省や欧州食品安全機関など食の安全について厳しく審査している団体には全て合格しているのだそうな。
    っと言うことはコーティングフライパンは危険というのはデマなのでは?と思いますよね。
    『ただし、高温加熱(349℃以上)した際の有毒ガス発生は否めない』と発表されています。
    でも、家庭内で349℃って・・・余程長時間空焚きしないとそうそう出しませんよね^^;
    なので通常使う分にはなんの問題もないんじゃなかなっと私は思います。

    ●フライパンのコーティングはどんなものがある?

    フライパンの選び方で知っておきたい違い
    フライパンのコーティングは、食材の焦げ付きやこびりつきを防ぐために施されています。そのため、コーティングにおいても、共通して言えるのは、「使いやすい」ということです。じゃあ、それぞれのコーティングの違いって何?と思われるかもしれません。それぞれの違いとはズバリ、耐久性にあります。

    主なコーティングの種類は以下の5つ。

    ◇テフロン・フッ素樹脂加工 ◇セラミック加工 ◇マーブルコート ◇ダイヤモンドコート ◇チタンコート

    この5つのコーティングについて、耐久性の違いをご紹介します!

    ◇テフロン・フッ素樹脂加工

    テフロン・フッ素樹脂加工は、価格が比較的安価なため、多く流通しているコーティングのひとつといえます。
    ただ、先ほども記述した通り、あまりの高温になってしまうと有毒ガスが発生して良くないという話もありますが、これは349℃以上にならないと発生しないので一般家庭ではほぼこの温度にたどり着くことはありませんので、安心してお使いいただけます^^
    総じて言えるのは、テフロン素材は適切に使用することが大切ではありますが、非常に優れた特性を持つ素材であるということですね!

    ◇マーブルコート

    こちらは、テフロン・フッ素樹脂加工のものよりも耐久性があり、金属製の調理器具を使用しても大丈夫です。ただ、こちらも強火には弱く、高温で熱し続けると、マーブルコートの耐久性が落ちてゆきます。

    ◇セラミック加工

    セラミックは、耐熱温度が高いため熱での劣化はそこまで心配がありません。
    また、高温で熱し続けた場合でも、テフロン・フッ素樹脂加工とは違って、有害物質を発生させないため安全に使用することができます。熱伝導が良いことに加えて、遠赤外線効果で食材に火が通しやすいところも魅力です。ただ、他のコーティングより食材がくっつきやすいので、調理の際には油を使用する必要があります。

    ◇ダイヤモンドコート

    これは、テフロン・フッ素樹脂加工の「強化版」と言えるコーティングです。
    人工ダイヤモンドの粉が混ぜられているため、硬いダイヤモンドのおかげで、コーティングがはがれづらく、こびりつきにくさが長く持続します。

    ◇チタンコート

    チタンコートは、コーティングの中で最も耐久性が高いコーティングです。
    表面加工のフライパンは消耗品なので、丁寧に使用していても2~3年経つとどうしても徐々に焦げ付きが気になってきてしまうものですが、チタンコートは比較的長持ちするので、長期スパンでの使用が見込めます。

    以上が、それぞれのコーティングの特徴です!

    [word_balloon id=”9″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]コーティングのもちの良さも、選び方の基準になりますよね。[/word_balloon]

     

    ●当店が特におすすめしたいコーティングフライパン【王様フライパンPENTA】


    最後に、数あるコーティングフライパンの中から当店が自信を持っておすすめするコーティングフライパンを紹介させてください。
    それがこちら・・・【王様フライパンPENTA】
    王様フライパンPENTA

    先ほど、コーティングフラパンの素材についても触れましたが、王様フライパンPENTAはアルミとステンレスの合板!
    内側がアルミで、外側がステンレスとなっています。
    その2種類を合わせてプレスしたことにより、確固たる強度を実現。その後、その合板に【硬質アルマイト加工】を施しています。

    硬質アルマイト加工を施した合板は、表面がギザギザしており、そのギザギザにコーティング剤を流し込むことにより、コーティング剤を剥がれにくくし強度を高めています。

    何より、王様フライパンPENTAは・・・先ほどのコーティングの種類に出てこなかった【サファイアコーティング】を使用しています!

    サファイアコーティングって?

    アルマイト加工されたアルミは、ダイヤモンドの次に硬いと言われているサファイアと同じ分子構造を持っており
    その硬さから、本体が傷つくことを防いでいます。
    この手法を【サファイアコーティング】と呼んでいます

    そのため、コーティングフライパンの中でも特に長持ちし、こびりつきにくいフライパンとなりました。

    王様フライパンPENTAについてもっと知りたい!と思ってくださったら、下のボタンから見てみてくださいね^^
    本当におすすめのフライパンです!!

    王様フライパンPENTAの詳しい商品ページはこちら
    取っ手が取れるPENTAの秘密に迫る!

    フライパンの選び方で知っておきたい違い

    【フライパンの選び方で知っておきたいコーティングと素材の違いって?フライパンのコーティングと素材をわかりやすく解説!】はいかがでしたか?
    手入れの手間がかかっても、長く使えることを考えて、素材でフライパンを選ぶか、扱いやすさを考えて、コーティングのフライパンにするか。それぞれにメリットとデメリットがあるので、よく吟味する必要がありますね。

    選び方のおすすめは、自分の生活スタイルに合わせることです。
    お料理が好きでこだわりたいのであれば素材の特長を重視して選ぶといいですし、料理はそこそこにして、洗い物や手入れに手間をあまりかけたくないという人であれば、扱いやすさを重視して選ぶといいですよ!

    また、良いコーティングを選んでも・・・使い方には注意しているのに・・・それでもフライパンが長持ちしない!という方は、こちらの記事をご覧ください。
    フライパンが長持ちしない理由にはついついやってしまう原因が!?

    もしかしたらこの中に・・・フライパンが長持ちしない原因が隠れているかも・・・??

    最後までお読みいただきありがとうございました!

    [word_balloon id=”9″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]フライパンの選び方のポイントはつかめましたか?お役に立てたら嬉しいです。[/word_balloon]

  • フライパンの選び方は深型と浅型どっちが良いんだろう?|IH対応と深さについて検証してみました

    フライパンの選び方は深型と浅型どっちが良いんだろう?|IH対応と深さについて検証してみました

    皆さん初めまして。当ショップ店員兼ライターの村山です。
    前回の自粛期間中暇だったことがきっかけで、最近自炊に目覚めた27歳です。

    元々外食が趣味で食べ歩きをよくしていたので、自粛期間中何をして過ごせばいいのかが全くわかりませんでした。出掛けちゃ駄目ってそんなの毎日何したら良いのか……ってなると、悩みに悩みました。

    食べることしか楽しみのない男が外食の機会を奪われたら、もう自分で作るしかない。とはいえ基本外食の独身男性の家には、調理器具もない。フライパンと小さい鍋がひとつずつある程度。フライパンの仕事をしてるのに、この家にはちゃんとした調理器具が無かったのです。

    そこですべて一から自分で調べたらどんなフライパンと出会えるんだろうっと気になり調べてみました。一応多少の知識もあったので、IH対応がどうのとか、深さ別で買おうかとか、日頃お客様にお話ししていることを思い出しながら再確認の意も込めて。

    というわけで前置きが長くなりましたが、今回のテーマは「フライパンの選び方は深型と浅型どっちが良いんだろう?|IH対応と深さについて検証してみました」です。
    実体験がベースなので、どこまでお役に立つ記事になるか不明だけど、選び方の一参考として、お読みいただけたら幸いです。

    【フライパンの選び方①】結局どうなの「IH」VS「ガスコンロ」

     

    フライパンの選び方

    某ショッピングスーパーで一番安いフライパン買ったらIH(または直火)に対応してなかった、なんてことありませんか??

    私もそうでした。ちゃんと確認したつもりでしたが、確認不足で家のコンロと相性が悪いものを購入してしまい・・・捨ててしまうのももったいないので、一人暮らしを始めた弟にそのフライパンをあげました。

    そもそもIH対応というのは、大元のフライパンの底に、電磁波を通す材質(鉄とか、ステンレス等)を貼り付けたもの。これを施すことで「IH兼用フライパン」になるんですよね。

    「じゃあ取り敢えずIH対応のフライパン買う選び方が正解じゃん」と思いますよね。確かにそうなのですが・・・例えば折角熱伝導の良い材質(鉄・アルミ)を使ったフライパンに、ステンレス(実はあんまり熱伝導率良くないもの)が貼りついているのって勿体ない気がしません?そんなわけで、ガスコンロの家に住んでて、しばらく引っ越しの予定もない方でしたら、兼用品じゃないものを選ぶのがおススメです。

    IHのお宅でしたら、ステンレスフライパンはオススメです。IHに対応してるってのは勿論ですが、やっぱり耐久性が抜群。さきほど、熱伝導があんまり良くない・・・っということをお伝えしましたが、保温性については他の材質と比べても◎。じっくり余熱調理したい料理とかに良いのではないかと思います。

    それともうひとつ、ポイント高いな~と思うのは、オーブン調理が可能なこと!私が買ったのはハンドルまでステンレスで出来た「オールステンレス」のフライパン。レンジ&オーブン兼用の大きいものがあるのでこれが大活躍しているのですが、オーブンが小さめのお宅は、ハンドルが取れるやつが良いと思います。

    例えば、当ショップで販売しております『PENTA』はアルミニウム+ステンレスを高温状態でプレスし、熱伝導性・蓄熱性の高い合板に加工しているため一般的なIHフライパンのような底面だけステンレス板のフライパンとは違い前面がステンレスに覆われているため素早く均一に熱が伝わります!

    また、取っ手も簡単に取れるため先ほどご紹介したオーブン調理でも適しています!すばやく熱が均一に伝わるだけでなく冷めにくくなっているためグラタンもホカホカ、オーブンから出せばすぐにお召し上がりいただきます^^

    【フライパンの選び方②】深さが違うとどうなるのか?

     

    フライパンの選び方

    私がフライパンを購入するときにいちばん意識したことが「一人暮らしの家はそんなに置き場から、フライパンひとつですべてを兼ねたい」こと。

    長く使えてIHに対応した良いフライパンをひとつ買って、長く使おう……と思ったわけなのですが、私のような方は深型のフライパンを購入することがおすすめの選び方です。

    深さによってなにが変わるかは、浅型で出来て、深型で出来ないことってのはほとんどないということ。ガスコンロで火の様子見ながらフランベしたい・・・とかいうときは浅型のがやりやすいのかもしれませんが、私はそこまでの力量はないので深さのあるフライパンを探しました。

    浅型の良さは、底面積の広さ。沢山作りたいときや、ホットケーキとかの液体系を焼くなら当然、深型よりも勝手が良いところ。一方深型の良さは、用途の多さ。「炒める」は勿論、「煮る」「揚げる」が可能になるから、料理の幅が変わるところではないでしょうか。

    実はPENTAにも【深型】と【浅型】の2種類がありまして、当ショップのPENTAを愛用しているパートさんに聞いてみるとチャーハンや煮込み料理のときは深さのある深型、魚や生姜焼きなどは浅型にするなど使い分けているのだとか。特に浅型で魚を焼くとこびりつきにくいのでグリルで焼くよりも簡単なんだとか!

    ですがひとり暮らし、且つ私のようにどっちかしか買わなくて、深さで悩んだときは、下の写真のような深型を買うのがおすすめだそうです。(写真はPENTAの深型フライパンになります。)

    PENTA28cm深型ブラックサファイア

    【フライパンの選び方③】フライパンを極めると、料理も極めたくなる

    フライパンの選び方

    やっぱり料理って、始めてみると凝り始めちゃうものですよね。とにかく「ラクして美味しいもの作りたい」から始まった私でしたが、フライパンの選び方を意識して買ったその日から、調理器具がドッと家に増えました。

    同じIH兼用品でも材質によって調理感が違ったり、深さや大きさだって「あ~この作業は浅い方がやりやすいな」とか「もう一回り小さいやつだったらオーブン入ったな」とか、やりながら気付くことが多くなってきました。

    「今度はこんな料理作って見たいな」からフライパン探すのが普通なんだと思いますが、私は最近「このフライパン欲しいから、これで一番美味しく調理できるレシピ探そ」っていう変な選び方のループに入っています。

    フライパンの深さや使用用途に選び方をこだわったら新たな趣味が発掘出来ました!

    また、IHフライパンについてはこちらの記事でも詳しくご紹介しているので、ぜひご覧ください!
    【必見】フライパンのお店がおススメする結婚祝いや結婚記念日に贈りたいプレゼントをご紹介!

    さて今回は、「フライパンの選び方は深型と浅型どっちが良いんだろう?|IH対応と深さについて検証してみました」をお届けしました。
    参考になったかあんまり自信はありませんが「こんなズボラ男性でも出来るなら……」っという風に、料理に取り組みやすく感じていただけたら幸いです。

    この先も、ゆるめに色々話していけたらな~と思っているのでどうぞよろしくお願いします^^

    皆さんも選び方にこだわった素敵な相棒(と書いてフライパンと読む)で、充実のお料理ライフを!!