タグ: 洗剤

  • 鉄フライパンのひどい油汚れは育成のチャンス?!油返しの方法と洗剤の必要性やおすすめのフライパンも紹介!

    鉄フライパンのひどい油汚れは育成のチャンス?!油返しの方法と洗剤の必要性やおすすめのフライパンも紹介!

    こんにちは。当ショップスタッフの葉月佳大です。近頃、仕事終わりには「鉄フライパンの育成」に勤しんでいます。

    というのも、数週間前に鉄フライパンを購入したんです。使えば使うほど、料理がしやすいフライパンに育っていくと言われる鉄フライパン。「育てる」というところにロマンを感じて、ついに手を出してしまいました。おかげで毎日フライパンを使うのが楽しいです。そのため、フライパンを育てたくて、毎日キッチンに立っています

    ところで、鉄フライパンは適切な手入れが必要な代物。方法をきちんと把握しておかないと上手に育てられないわけです。

    ということで今回は、フライパン屋としてのぼくの知識の復習もかねて「鉄フライパンのひどい油汚れは育成のチャンス?!油返しの方法と洗剤の必要性やおすすめのフライパンも紹介!」と題して、鉄フライパンの手入れ方法を解説していきます!

    ●鉄フライパンの基本の手入れ「油返し」とは

    鉄フライパンの油汚れ
    鉄のフライパンと上手に付き合っていくには、ずばり「油」がカギ。
    そして、「油」でフライパンは育っていきます。

    鉄のフライパンは焦げ付き防止のコーティングがされていません。そのため、普通のフライパンと同じように扱うと、焦げ付きが発生します。焦げ付きを防ぐために「油返し」という方法で、鉄フライパンの表面に油のコーティングをしていきます。

    「油返し」とは、鉄フライパンを使う上で欠かせないひと手間なのです。

    油返しを行うタイミングは調理前。

    【油返しのやり方】
    1.鉄フライパンを火にかけ、十分に熱します。火力は中火がよいです。
    2.鉄フライパンが十分にあったまったら、油を入れます。量はおたま一杯分ほど。
    3.油が全体になじんだら、調理に必要な分以外の余分な油をオイルポットに戻します。

    これで、油返しは完了!
    あとはそのまま鉄フライパンに食材を入れて焼くなり炒めるなり、調理をしていきます。

    【油返しのポイント】

    油返しのポイント

    ポイントは、油を入れる前に鉄フライパンをよく熱すること。
    なぜかというと、鉄フライパンの表面には目に見えない小さな穴がたくさん開いているんですが、熱することによってこの穴たちが開くんです。

    そして、その開いた状態で油返しをすると、穴に油が入り込んでいき、鉄フライパンに油が馴染んでいきます。馴染んだ油がコーティングとなり、食材が焦げ付きにくくなる、というわけなんです。

    [word_balloon id=”9″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]これが鉄フライパンの基本の手入れ、「油返し」です![/word_balloon]

    ●鉄フライパンの油汚れに洗剤は必要?

    鉄フライパンの油汚れ
    調理が終わったら、洗い物ですよね。
    お皿や調理器具と一緒に鉄フライパンの油汚れも洗剤でゴシゴシ~ってやろうと思っていた方

    ちょっと待ってください。

    鉄フライパンに洗剤は使わないで欲しい。
    厳密にいうと、油に馴染み切っていない鉄フライパンにはまだ洗剤は早いのでもうちょっと待って欲しい。ということです。
    なぜなら、せっかく鉄フライパンに馴染んだ油が洗剤によって落とされてしまうから…。

    フライパンの油汚れを落とすときは、お湯または水とたわしでこすってすすげばOK
    使用後すぐの、フライパンがまだ温かいうちにやると楽にきれいにできます。

    …洗剤を使わないなんて、フライパンの表面に油が残ったままになるんじゃ…?って思いましたか?
    ポイントは、油汚れの「汚れ」は落として、「油」は残すということ。これが大事なんです。

    鉄フライパンが「育つ」というのは、油返しをして油のコーティングを作る・調理するという行程を重ねていくことで油膜が表面に定着し、焦げ付きにくく扱いやすいフライパンになるということ。

    まだ油膜が定着しない頃に洗剤を使ってしまうと、鉄フライパンの育成を邪魔してしまうことになります。

    だから、洗剤は極力使わない。使うとしても、油がよく馴染むフライパンに育ってから。ということです。

    【コメント】
    [word_balloon id=”9″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]油汚れを落とす=洗剤で洗う ではないのです![/word_balloon]

    ●どうしても気になる鉄フライパンの頑固な油汚れには

    鉄フライパンの油汚れ
    とはいえ、どうしても気になるくらいのひどい油汚れってありますよね。たは、洗剤を使わないのって衛生的にどうなの?と思う方もいるかと。

    洗剤は必ずしも使ってはいけないという訳ではありません。先に書いたように、油返しを繰り返して油膜が定着するまでは極力控えた方がいいということなんです。

    油膜が定着していれば洗剤で洗っても、焦げ付きやすくなるということはほとんどありません。
    洗剤洗いをしても大きな問題は起こりませんが、洗剤選びは注意です。鉄フライパンの油汚れ落としには、中性洗剤を使ってください。酸性のものや塩化物を含む洗剤は、錆の原因になるのでNG。

    またほかに、鉄フライパンについたひどい油汚れをきれいにするために洗剤を使わずに、「汚れを焼ききる」というやり方もあります。簡単に説明すると、鉄フライパンの表面の汚れを黒焦げにして、それを削り落とすという方法です。

    フライパンの表面を焼く時ですが、家庭のガスコンロのほとんどは、安全のためにある程度高温になると自動で火が弱くなってしまい、汚れを焼き切ることが難しいので、ガスバーナーを使うことをおすすめします。

    バーナーで鉄フライパンの表面を焼いて、汚れを炭化させた後、その炭化した汚れをヘラなどをつかってガリガリとこそげ落としていきます。ピカピカに仕上げたいというときは、粗い紙やすりでこするとよいです。

    実際に鉄フライパンで油返しをやってみた

    さてここで、僕の家にある鉄フライパン【鉄フライパン (ショート) 24cm IH&直火用 GASTRO(ガストロ)】を使って、油返しを行っていこうと思います。

    ぼくが愛用している鉄フライパン、ガストロはこちら

    鉄フライパン (ショート) 24cm IH&直火用 GASTRO(ガストロ)】です^^

    かなり使用感がありますね(笑)
    よく油返しをした後に、ハンバーグを焼いたりするとすごくジューシーで美味しいハンバーグが焼けるんですよね。

    それでは早速、油返しを行っていきましょう!

    やり方は上にも記述しているとおり・・・

    【油返しのやり方】
    1.鉄フライパンを火にかけ、十分に熱します。火力は中火がよいです。
    2.鉄フライパンが十分にあったまったら、油を入れます。量はおたま一杯分ほど。
    3.油が全体になじんだら、調理に必要な分以外の余分な油をオイルポットに戻します。

    たったこれだけ。実際にぼくがやってみた油返しの様子がこちら。

    この一連の動作を「フライパンを育てる」と言います。
    最初はピカピカだったフライパンが、どんどん黒く使用感が増してくるのは「使ってるぞ!」感があって嬉しくなってきますね(笑)
    この油返などで「フライパンを育てる」事が、鉄フライパンの醍醐味とも言えます。

    ぼくが使用している鉄フライパンガストロは持ち手が短くなっていますが、他にも持ち手が長くカッコ良いガストロもご用意しております!
    鉄フライパンのご購入をお考えでしたら、ぜひ候補に入れてくださいね!

    GASTRO-鉄製フライパン一覧

    油返しやお手入れがめんどくさい!そんな時におすすめのフライパンは?

    とはいえ、鉄フライパンのデメリットとも言える油返しやその後のお手入れ。
    鉄フライパンは洗剤で洗わない方が良いなど、いろいろありますよね。
    そうなると鉄フライパンはめんどくさい!けど、鉄フライパンのようにお肉を美味しく焼けるフライパンは無いものか…

    答えは・・・あります!!!(笑)

    それがこちら!王様フライパンPENTA!

    写真のフライパンは、王様フライパンPENTA(ペンタ)24cm×5.3cm IH&直火用 シャンパンゴールド

    こちらは当店のコーティングフライパンなのですが、油返しの必要もないし、お手入れもとっても簡単!
    チキンの皮も鉄フライパンに負けないくらいパリパリになると評判なんです^^

    【王様フライパンPENTAとは?】

    この王様フライパンPENTAでもチキンを焼いてみました!

    見てください!鉄フライパンに負けないくらいの皮のパリパリ感!!
    鉄フライパンだと中まで火を入れるのに時間がかかったり、鉄フライパンごとオーブンに突っ込んで火を通したりしますが、王様フライパンPENTAだと熱伝導性、蓄熱性に優れているので蓋をして放置しているだけでもちゃんと中まで火を通す事ができます。
    中まで火を通すために、フライパンに蓋をしてもこのパリパリ感が損なわれることはありません。

    このように王様フライパンPENTAのコーティングが油を弾いてくれるので、油を拭き取ってしまえばよりヘルシーに。
    鶏の油をそのまま再利用すればチキンソテーのソースもとっても美味しくできて一石二鳥。

    鉄フライパンのお手入れや油返しが面倒だと感じる方には、王様フライパンがおすすめです^^

    とはいえ、ずっと鉄フライパンのお話をしていたのに急に「王様フライパンPENTAがおすすめですよ!」と言われても・・・ですよね(笑)
    王様フライパンPENTAがどのようなフライパンか、こちらでご紹介しているのでよかったらご覧ください。

    【王様フライパンPENTAとは??】

    今回は『鉄フライパンのひどい油汚れは育成のチャンス?!油返しの方法と洗剤の必要性やおすすめのフライパンも紹介!』をご紹介していきました。

    んー、鉄フライパンって使用前には油返しが必要だし、洗い方も注意しないといけない…。
    まあまあ手のかかるフライパンなのかもしれません(笑)。でも手のかかる子ほど可愛いとかなんとかいうように、使っていくほどに愛着がわいてくるものですよ。

    [word_balloon id=”9″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]みなさんの手元の鉄フライパンも上手く育つといいですね![/word_balloon]