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    【徹底解説!】フライパンが焦げ付かないような加工を素材別に徹底比較!本当に焦げ付かないフライパンとは?

    こんにちは!最近ホットケーキを焼くのにハマっている、当ショップスタッフ我妻みのりです!

    上手にホットケーキをひっくり返せたときは、なんだか幸せな気持ちになります。

    ホットケーキをきれいにひっくり返すには「フライパン表面が焦げ付かないこと」が重要。そして、焦げ付かないようにしてくれるのが、フライパン表面に施された「加工(コーティング)」なんです。

    テフロン加工やダイヤモンドコート加工、マーブルコート加工など、最近のフライパンにはさまざまな種類の加工がありますが、結局のところどう違うの?どの素材がいいの?と思ってしまうはず。

    ということで、今回は『【徹底解説!】フライパンが焦げ付かないような加工を素材別に徹底比較!本当に焦げ付かないフライパンとは?』と題して、フライパンの主な加工3種類について、素材別に徹底比較してみました!

    1. フライパンが焦げ付かない加工①フッ素樹脂加工・テフロン加工

    現在最も普及しているフライパンが「フッ素樹脂加工」のもの。

    摩擦係数が少ないフッ素樹脂素材でフライパン表面をコーティングすることで、汚れが落ちやすく、焦げ付かないフライパンになるんです。ホームセンターや大型スーパーなどにも売っていて、比較的安価で手に入ります。

    そして、そのフッ素樹脂加工の中のひとつが、よく耳にする「テフロン加工」。

    「テフロン加工」とは、アメリカ・デュポン社で開発されたフッ素樹脂素材「テフロン」でコーティングされたものを指します。テフロン加工はフッ素樹脂加工の一種ということですね。もちろんテフロン加工も、焦げ付かないという特徴を持っています。

    焦げ付かない加工比較
    便利なフッ素樹脂加工ですが、素材の特性上、弱点もあります。それは「熱」と「摩擦」。空焚きをしたり金属製のヘラでフライパン表面をこすったりすると、コーティングが剥がれてしまいます。ずっと焦げ付かない状態を維持したい場合は、弱めの火加減で使ってあげてくださいね。

    焦げ付かない加工比較

    まとめ・テフロン加工はフッ素樹脂加工の1種
    ・焦げ付かないが、熱と摩擦に弱い

    2. フライパンが焦げ付かない加工②ダイヤモンドコート加工

    先ほどご紹介したフッ素樹脂に細かな人工ダイヤモンド粒子を混ぜた素材でコーティングしたのが、「ダイヤモンドコート加工」。ダイヤモンドといえば、憧れの宝石♡……ではなく、天然素材の中で最も硬いとされる物質ですね。

    焦げ付かない加工比較

    硬い素材でコーティングされているだけあって、フッ素樹脂加工の何倍も耐久性が強いのが特徴。フッ素樹脂加工では使用厳禁の金属製ヘラもお使いいただけますよ!

    さらに、フッ素樹脂素材も使っているので、表面がツルツルしていて食材がひっつきにくく、焦げ付かないのもうれしいポイント。フッ素樹脂とダイヤモンド、2つの素材の良さを持ち合わせているのがダイヤモンドコート加工です。

    焦げ付かないうえ耐久性も高いダイヤモンドコート加工ですが、大きな弱点があります。フッ素樹脂加工と同じように、高温に弱い素材なので、強火での使用はおすすめしません。コーティングも剥がれてきてしまうので、弱火~中火で使用するようにしてくださいね。

    まとめ・ダイヤモンドコート加工は、フッ素樹脂素材にダイヤモンド粒子を混ぜたもの
    ・焦げ付かないし食材がひっつかない!
    ・熱に弱いので強火での使用はNG

    3. フライパンが焦げ付かない加工③マーブルコート加工

    最後にご紹介するのは、マーブルコート加工。

    マーブルコート加工は、フッ素樹脂に大理石(マーブル)を混ぜた素材。ダイヤモンドコート加工の大理石バージョンといったところでしょうか。マーブルコート加工が施されたフライパンは、フッ素樹脂素材単体のフッ素樹脂加工よりも高い耐久性を誇ります。

    焦げ付かない加工比較

    マーブルコート加工の強みは、摩耗に強くて長持ちすること。金属製ヘラの使用もOKですし、焦げ付かない快適な使用感が長期間続きます。特に焦げ付かないという点に関しては、使ってみて強く実感。毎日料理をする人に向いている加工です。また、丁寧にお手入れをして1つのフライパンを長く使いたい方には特におすすめです。

    ただし、マーブルコート加工もほかの素材と同じく、使っていると徐々にコーティングが剥がれてきます。長持ちさせるなら、中火以下で使用し、空焚きは避けるようにしてください。さらに、金属製ヘラを使わないようにすると、コーティングの剥がれも最低限に抑えられます。

    まとめ・マーブルコート加工は、フッ素樹脂素材に大理石を混ぜたもの
    ・焦げ付かないことに加え、耐久性が高く長期間使える
    ・熱に弱いので強火での使用はNG

    4. 3つの素材を比較!コーティングの早見表

    フライパン比較表

    加工方法 硬質アルマイト加工 ダイヤモンド加工 ビタクラフト加工 ※加工無し(鉄)
    比較 PENTA ruhru NANOPAN GASTRO
    焦げ付き難さ ×
    コーティング力
    重さ ×
    値段 ×
    安全性
    お手入れ※1
    高温調理
    蓄熱性
    10年保証※2
    ギフト品
    販売開始 2020 2011 2012 2012
    特長 着脱取手 重厚感 鉄製 ドイツ製

    フライパン特徴

    商品名 PENTA ruhru NANOPAN GASTRO
    ベース アルミ合板 アルミ鋳造 アルミ
    加工 硬質アルマイト チタン・ナノダイヤ ビタフロン
    製造国 中国 韓国 ドイツ 中国
    耐熱温度 230℃ 230℃ 230℃
    鍋底 2.5mm 8mm 7mm 2mm

     

    ※1 お手入れは通常の洗浄のことを意味します。(ガストロは鉄製品なので、洗浄後の空焼き油塗布が必要)
    ※2 リフレッシュサービスは、今お持ちのフライパンと同サイズのフライパンの中から『申し込み時に販売しているカラーのフライパン』との交換となります。現在お持ちのフライパンのカラーと異なるフライパンと交換になる可能性があることを、あらかじめご了承ください。
    (※2)テスト先行販売品は10年保証対象外となります。※リフレッシュサービスに関しましては在庫(または後継機)によって対応いたします。
    ※2 ガストロは加工をしていないため、リフレッシュサービス保証はお受けしておりません。

    ここまで、3つの素材をご紹介してきました。それぞれの素材には長所と短所がありましたね。一目で比較ができるよう、表にしてみましたのでご覧ください。

    ちなみに、どの素材でも今や比較的安価に手に入ります。安いものでは1000円台から購入できるので驚きです。また、少し値段は上がりますが、何重にもコーティングが施されたフライパンはさらに長持ち。長い目で見ればコスパも良いので、フライパン選びの際にはコーティングが何重なのかもチェックするといいですよ!

    5. 焦げ付かないフライパンでレッツクッキング!

    コーティングが施されたフライパンは、素材の特性上どうしても熱に弱いですが、それを上回るほどの便利さが特徴!フライパンの焦げ付きに頭を悩ませているなら、ぜひ素材ごとの長所と短所を見比べて、自分に合った焦げ付かないフライパンを探してみてくださいね!

    焦げ付かない加工比較

    [word_balloon id=”10″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]コーティングによる違い、分かりましたか?皆さまのフライパン選びの参考になれば幸いです♪それでは、次回の更新をお楽しみに![/word_balloon]

    『【徹底解説!】フライパンが焦げ付かないような加工を素材別に徹底比較!本当に焦げ付かないフライパンとは?』は、いかがでしたでしょうか??

    フライパンのご購入をお考えでしたら、ぜひ参考にしてみてください^^