皆さん、こんにちは。
やっとジメジメした梅雨が明けたと思ったら、毎日うだるぐらいの酷暑・酷暑・酷暑!こんな日々が続くと、家事、特に料理をするのがちょっと面倒くさい。
とはいえ、育ち盛りの子供2人を抱える主婦としては、食事を作らないわけにはいかないですよね。我が家ではいつも変わらず、フライパンが大活躍しています。
ところで……私はこの会社で仕事を始めるまで、フライパンについてあまり知識がありませんでした。それどころか「フライパンってなんですぐダメになっちゃうんだろう??」なんて思っていたんです。
でも、私の周りにいるフライパンに詳しい方々に聞くと、私のフライパンの扱い方は長持ちしない典型的な扱い方だとか!その理由と原因を知り、フライパンの使い方とお手入れに気を付けるようにしたら、驚くほど長持ちするようになりました。
正直なところ、どれほど高価なものでもフライパンは消耗品です。私と同じように、フライパンが長持ちしないと感じている方もいることでしょう。
本記事では、「フライパンが長持ちしない理由にはついついやってしまう原因が!?長持ちするコツもご紹介!」と題して、フライパンが長持ちしない理由と原因、そして対処法をまとめました。
私はフライパンの扱い方に気を付けるようにしたら、長持ちするようになっただけでなく、心なしか料理が楽しくなりました。皆様もその理由と原因、対処法を知ることで、お手持ちのフライパンにきっと愛着がわきますよ~♡
1.【フライパンが長持ちしない理由と原因】長持ちしないフライパンとは?
一般的にフライパンは、フッ素樹脂加工や鉄製、ステンレス製を使っている方が多いのではないでしょうか?
「長持ちしない」といっても、すべてのフライパンが長持ちしないわけではありません。フライパンが「長持ちする」か「長持ちしない」かは、その材質によるところが大きいです。
フライパンの寿命は、フッ素樹脂加工のもので一般的に約1年、鉄製、ステンレス製のフライパンは10年以上といわれています。同じフライパンでも、全然違いますよね。
ただ、長持ちしないといわれているフッ素樹脂加工のフライパンでも、「使用方法」と「お手入れ方法」に気を付ければ、驚くほど長く使えることも。せっかく我が家に来ることになったフライパン、少しでも長く使いたいですよね。
では、次の項目で「フッ素樹脂加工」のフライパンが長持ちしない理由と原因についてみていきましょう。
2.【フライパンが長持ちしない理由と原因】すべての理由と原因はコーティングにあり!
では「フッ素樹脂加工」のフライパンとはどんなものなのでしょうか?一般的には、フッ素樹脂でコーティングしたアルミ製のフライパンのことです。よく見かける「テフロン加工」もアメリカの「デュポン社」の登録商標で、フッ素樹脂加工のフライパンのことです。
フッ素樹脂に、大理石の粉を混ぜた「マーブルコート」、人工ダイヤモンドの粒子を混ぜた「ダイヤモンドコート」もフッ素樹脂加工のフライパンに含まれています。簡単にいうと、フッ素樹脂に大理石や人工ダイヤモンドを混ぜて強化したものが「マーブルコート」「ダイヤモンドコート」となっているのです。
これらの特徴は金属の表面がフッ素樹脂でコーティングされているので、材料がこびりつきにくく、焦げ付きにくいこと。汚れも落ちやすいので、お手入れも比較的簡単です。
比較的安価で、使い勝手のよいフッ素樹脂加工のフライパンですが、欠点はあまり長持ちしないこと。高温で空焚きしてしまったり、急激な温度変化を与えてしまったり、フライ返しで表面を傷つけてしまったりすることが、コーティングが剥がれてしまう原因になります。
もちろん、「マーブルコート」や「ダイヤモンドコート」はフッ素樹脂のみよりは耐久性がありますが、コーティングが剥がれてしまう理由や原因は変わりません。
3.【フライパンが長持ちしない理由と原因】フライパンを長持ちさせるコツ
フッ素樹脂加工のフライパンが長持ちしない理由は「コーティングが剥がれる」からでした。それなら表面のコーティングを厚くすれば?と思うかもしれませんが、フッ素樹脂は熱を通しにくい素材なので、厚くすると熱が伝わりにくくなり、フライパンの性能が落ちてしまいます。
なので、長持ちしないフッ素樹脂加工のフライパンを長持ちさせるには、そのコーティングが剥がれないような扱い方を心がけましょう。
料理するときは、空焚きはせず油を入れてから火を付けましょう。なるべく弱火から中火で調理し、フライ返しは木製やシリコン製のものを使うのがおすすめです。
調理後のフライパンはすぐに水を入れないで、人肌程度にまで冷ましてから洗うようにしましょう。急激な温度変化はコーティングが剥がれる原因となります。次の調理など、どうしても急いで洗いたい場合はお湯を使って洗いましょう。
また、食材を入れて長時間放置してしまうのも、食材の脂が染み込みコーティングが劣化する原因となります。中性洗剤をスポンジに付けて、手早く優しく洗いましょう。金属たわしや研磨剤が入ったスポンジは、表面を傷つける原因となるので、絶対に避けてくださいね。
では、フッ素樹脂加工のフライパンが長持ちしない理由と原因、その対処法について簡単にまとめておきます。
- 空焚きはフライパンが長持ちしない原因のひとつ。油を入れてから加熱すること
- 強火を避けて中火以下の調理を心がける
- 金属製のフライ返しは表面を傷つける原因に!木製かシリコン製がおすすめ
- 使用後の熱々のフライパンは水で洗わない!理由は急激な温度変化を避けるため
- 汚れが冷えて固まる前に、スポンジに中性洗剤を付けて優しく洗おう。金だわしなど傷の原因になるものはNG!
また、フライパンを購入する際に、フライパンを長持ちさせるためのコーティングについてや素材について、こちらの記事でも詳しく紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
フライパンの選び方で知っておきたいコーティングと素材の違い
さて、「フライパンが長持ちしない理由にはついついやってしまう原因が!?長持ちするコツもご紹介!」はいかがでしたか?
フッ素樹脂加工のフライパンは、確かに長持ちしないですが、安価で扱いやすいのが特徴。もちろん、長持ちしないと割り切って買い替えてしまうのも手ですが、せっかくなら愛情を込めて使いたいもの。フライパンを大切にすることで、きっと毎日の食事の用意も楽しくなりますよ。
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